幻獣図鑑 ユニコーン

一角獣 ユニコーン

額に一本の角をいただく蹄を持つ獣。日本では一角獣と呼ばれる。語源はギリシア語のモノケロース(Μονόκερως)。意味は一角である。

現代で生息が認められる海獣に一角という名の、牙が角状になった生き物がいるので紛らわしいが、形態が違うので間違えられる事は少ない。しかし、一角の牙は一角獣の霊妙ある角として意図的に流通乱獲された歴史がある。

荒々しい獣であるが処女の膝上や、懐に抱かれると大人しくなると伝えられる。そのせいで乙女を餌に狩人に捕らえられる事も屡々しばしばあったという眉唾な話がある。

角に毒蛇の解毒効果や癒しの力が宿るとされ、これを求めて王様が一角獣を捕らえるよう命令したことがあった。出回っているのは多くの場合一角の牙なのでお察しである。生きて捕らえると自ら命を絶つという話があるのも、詐欺師の口上が発端であるなら納得出来そうだ。

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