八咫烏

八咫烏 やたがらす

日本の神話において、道の案内をしたと語られる導きの神。八咫には大きい長いなどの意味があり立派な大烏であった推測される。

三本足の烏が現代では有名になっているが、通常日本の動物神はそのままの姿で年をり、計り知れない時を生きた老人のように毛衣が白く大きくなったものや姿形が至って普通であるがそこはかとない神気を帯びた者が多い。

八咫烏もまた古事記等に特徴的な三本足の記述がなく二本足の烏であったのではないかと思われるが、平安時代に中国の影響を受け三足烏と混同された結果現在の姿に落ち着いたとの考えがある。八咫烏が持つ三本の足が天・地・人、つまり神と自然と人を象徴し結びつけその導き成す存在としての姿が好まれた背景もあるのかもしれない。

日本書紀にある金鵄とよく混同される時期があった為、金鵄と八咫烏が同一であるかの結論ははっきりとしていない。ただ、八咫烏は烏であり金鵄は鳶と考えられているので古文書に出てくる鳥が烏か鳶か悩んでも、これらの神に導きを祈る折その姿や名について悩む必要は無いだろう。

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