ティンダロスの猟犬

ティンダロスの猟犬 The Hounds of Tindalos

太く曲がりくねる注射針のような舌を持ち、青い膿汁からなる原形質で構成された実体無き姿を持つ者、それがティンダロスである。時間の角に触れた曲線の生き物の臭いを嗅ぎつけ、不快な異臭や青煙と共に鋭角より出現する猟犬である。

彼らの棲む世界は不浄を起源とする角によって作られており、清浄が起源とされる人の曲線世界と通常は混じわる事がない。

ただしこれには例外があり、時間を遡るなど時間の角に曲線の生き物が触れるような行為をすると、たちまちティンダロスは角の臭いがついた曲線の生き物を嗅ぎつけ執拗に襲ってくるようになるのだという。角はティンダロスの棲む世界につながり、この猟犬から逃れる為には臭いを移すか、曲面のみで構成された部屋に狙われた対象かこの猟犬自体を閉じ込めるしか無いと言われている。

アザトースと関係があり、その従者であるとも噂されるがその全容は判然としない。
大君主ミゼーアがこの猟犬たちの王であるとされている。

   

  

クトゥルフ神話メモ
フランク・ベルナップ・ロングの小説が初出
「The Hounds of Tindalos」

※クトゥルフ神話とはH.P.ラブクラフトの小説群を起点とする創作神話の共有世界である

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